「Global Oncology Trials Japan」は、米国NRG Oncology等との共同研究を通じて、より高いエビデンスレベルの新規がん治療法並びに標準治療法をいち早く我が国のがん患者に提供することを目的とした団体です。
　＊Oncology=腫瘍学：癌（がん）や肉腫などの「腫瘍」に関するの研究分野

■依頼内容
前身の「NRG Oncology-Japan」を発展した組織として、様々な機関と協力してがんの治療法を研究・提供することとなり、2024年に名称を変更。そのためロゴが必要になった。
以前デザインした「NRG Oncology-Japan」のロゴを評価していただき、今回もお願いしたいと
嬉しいお話をいただきました。新しいロゴは頭文字の「GOTJ」をデザインしたものに。また「NRG Oncology-Japan」は「GOTJ」の内部組織として存続するということでした。

■デザイン開発について
白金台にある東京大学医科学研究所で代表理事の藤原さんにお会いし、お話を伺いました。「がんの新しい治療法を開発して保健治療になるように頑張っている」と情熱を持ってお話されました。
打ち合わせの中で、右記のキーワードを確認。中でも「パッション」「共働」「未来」「グローバル、日本」は特に大切にされていると感じました。
色については、可能であれば、青（海・クリーン）、緑（自然・安心）、赤（情熱・日本）、黒（力強さ）を使いたい、と。
また 内部組織として存続する「NRGロゴ」との親和性も考慮する必要があります。
決定案は、グラデーションを使うことで生まれるレイヤー（階層）の一番上にある赤い丸で「パッション」と「日本」を表現したもの。ロゴ全体では「共働」を表し、「NRGロゴ」との親和性も高いデザインです。