MAGLIO(マーリオ)は、南イタリアのチョコレート工房で、日本初登場のブランドです。
ベネズエラに契約農場を持ち、独自の発酵技術と栽培から収穫までの徹底した品質管理で、最高品質のカカオ豆の生産を行い、工房でエキスパートたちが手作りで最高品質のチョコレートを製造しています。
■依頼内容
VinoVinoというイタリア料理店を沖縄で開き、アイラーティーの代表・細田さんから、沖縄の黒糖を使ったチョコレートを作るからパッケージをデザインしてほしい、とお話しをいただきました。マーリオ5代目CEO マウリツィオさんに沖縄黒糖を提案したところ、ミネラル豊富な美味しさが評価され、イタリアと沖縄のコラボチョコが誕生したそうです。
また、パッケージには沖縄を代表する伝統的な染物の「紅型」を使いたい、ということでした。
■デザイン開発について
いくつか見せていただいた「紅型」の中で、黒糖の原料である「サトウキビ」を描いたものを使ってパッケージをデザイン。「紅型」は琉球紅型の源流の一つである知念紅型研究所・知念冬馬氏の作品です。
チョコレートはミルクとビター2種類の味があり、ビターの個包装はミルクと同じ柄を使って、味が伝わるように赤と濃茶にしました。 JTA(日本トランスオーシャン航空)の機内誌広告用に撮影された赤い背景の商品写真を使って、空港売店用のBOXと卓上POPもデザインしました。 商品は、「味」「デザイン」とも評価され、売れ行きも好調とのことです。
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